COMMENT
※ここでは、当イベントに登録された三作品に対しての主催からのコメントを掲載します。
・「Heathenism dogma」Nao_AnD(BMS Sakamiya feat.nayuta)(Illust. ttv&Chiha)
退廃的でハードなムードの中をスタイリッシュに照らしていく、全体を通した光の演出が良かったです。
キャラクター-が横切るカットの使い方・配置の仕方等の、限られたイラスト枚数の中でより遠大に世界を拡げようとしている工夫が垣間見られて良かったです。
好きなシーンとしては歌詞にきっちりと合わせた反転のシーンで、プレーヤーにインパクトを与えることに成功していると特に感じましたね。
・「mi/t」BGA : 空読無 白眼 (BMS : Block)
テッキーな曲調に合わせた蒼と緑と白を基調としたシンプルながらも動きが練られたBGAは曲調と相まって眺めているとある種のトランス感覚に誘われます。
図形・数字・文字の組み合わせで見返しても新たな発見があるパターンの組み合わせは、楽曲を映像面から再構築し、縁取りして立体的に見せてもいるようで興味深かったです。
どむい! とか評価に加えようとしましたが流石に自重しました
・「mk viscocity」M-kani(BMS:M-kani)
ノイジーなベース音に併せて、モノトーンで統一してるのは曲通りですが、細胞等の顕微鏡映像を基調としながらも、なにか深い意味のありそうなシーンの繋ぎやサブリミナルが印象的で、マクロ(細胞)とミクロ(都市)の交錯といった感じもありました。
Summary
Lux in tenebris総評
はい、数年ぶり(2019年の「BGAPARTY Classic」「BGAPARTY Unlimited」以来)のBGAイベント、いかがだったでしょうか?
かつて(2000年~2009年)、BGAに関するイベントは毎年1回は開催されていたのですが、近年も需要が有るにもかかわらず開催されるのが数年おきになっている状態です。
また、以前開催されていたBGAイベントは単に新作BGAを発表する場、と言うだけで無く、対象となった「すでに発表されたBMS」を再注目させる場としても機能していたように思えます。
当イベントの開催趣旨としてはBGA禁止イベントとは逆の対になるBGAイベント、というのが第一(それだけにBGA禁止イベント登録作へのBGA作品が無かったのが心残りではあります)なのですが、上記の様な思いを抱いたことと、「以前のようにBGA作家の人が投稿出来るイベントがまた増えて欲しい」という意図もありました。
このようなイベントが毎年とは言わないまでも2年おきぐらいには開催されて欲しい、と個人的に思っております。出来れば自分のような制作未経験者では無く有識者の方が開いてくれれば尚良い、とは強く感じています。
実は、そのようなイベントが再び開催されるまでの繋ぎ(?)として、私はとある案を思いつきました。それは、BGAをいつでも登録出来る常設型のイベントを開催することです。題して……
Lux in tenebris -Permanens exhibitio-
尚、当イベントの、自由記述の「○○い!」コメントが増えるほど「○○い!」が増える仕様は、本来は増やさないつもりだったのですが面白かったので採用しました。
インプレーヤーの皆様の会場コメントを見るに面白く使って頂けたように思えます。
最後に、今回も会場の仕様を実現して下さったBluvel氏、
だいぶ前にはなりますが、イベント開催のキッカケとなった案を呟いたiimo氏とnmk氏、
そして当イベントの参加者並びにインプレーヤーの皆様に最大の感謝を致します!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!!